MIYUKI ビーズができるまでの流れをご紹介します。
硅砂、ソーダ灰、石灰等のガラス原料に着色原料を混ぜて調合し、ガラスの溶融炉で約1400℃位の温度で加熱溶解し、ガラスの生地を作ります。
溶けたガラスを製管用の坩堝に移し、中央に空気を吹き込みながら管引き機で引っ張り、ガラスの管を作ります。
タラシ坩堝の底の穴の形によって、丸、三角、四角などガラス管の形状が決まります。
細長いガラス管を高速で回転する専用切断機で、ほぼ同じ長さに切断します。
切断品を木炭の粉と混ぜて約700℃位の温度で加熱し、切断品の角を溶かして丸いビーズを作ります。
(写真:ガラスが高温で焼けている様子)
木炭の粉を洗い落とします。
洗浄されたビーズは表面がスリガラス状になっています。表面をなめらかにすることで、きれいなツヤのあるビーズに仕上げます。 表面加工しないビーズはこの段階で製品として出荷されます。
仕上げされたビーズの表面や穴の中に、銀メッキ、着色、焼付け、ラスター、レインボー等の二次加工を行い、様々な色調や光彩をもったビーズを作ります。
加工中の汚れや加工後のビーズをよく洗浄、乾燥して最終製品とします。
製品は欧米、アジアを中心に世界各地に輸出されます。 また国内では、主に手芸店やビーズショップで販売されたり、刺繍や装飾材料として服飾、アクセサリー業界に出荷されます。