メタルスタンピングブレスレットの作り方|ImpressArt®

メタルスタンピングブレスレットの作り方

メタルスタンピングとは

文字や模様が刻印された金属製の専用ツールの「スタンプ」を使って、様々な金属に文字を刻印したり模様を着けたりするクラフト技法です。通常であれば、専用の大がかりな工具や機械を用いて作られますが、個人向けの工具やツールが開発されてより身近になったため誰でもすぐに出来る技法に進化しました。

ImpressArt®とは

1952年にアメリカ ニューヨークで創業したプロ向けの老舗工具メーカーが、長年培ってきたノウハウを結集して、デザイナーやアーティスト、DIYクラフターなど個人でも “簡単にメタルスタンピングを楽しめるように”との想いで開発して誕生したメタルスタンピングのブランドです。サポートツールが豊富に揃っているため、専門知識や高度なテクニックは不要で、どなたでも気軽に楽しめます。スタンピングした文字や模様に色をつけたり、ハンマーで叩いで金属の質感を変えたり、アイデア次第で表現や作品の幅が広がります。

マルチファンクションハンマーキット

マルチファンクションハンマーキットは、金属に模様やテクスチャーをつけられる3種類のヘッドと、ブランクの歪みを整えられるナイロンヘッド、ヘッドの差し替えが可能な専用ハンマーがセットになっています。
マルチファンクションハンマーを使うことで、ブランクの表面に光の反射がキレイな凹凸を施すことができ、作品の表情がさらに広がります。

ハンマーヘッドの種類

テクスチャースタンプ

アルミをくしゃくしゃにして広げたような、細かな模様を付けることができるスタンプです。ブランクを動かさずに一定方向に打ち、なるべく隙間を埋めるように打ち込むことで、よりキレイな模様に仕上がります。

ボールペインヘッド

接地面に小さなくぼみをつけるボールペインヘッドは、たくさん打ち込むことで光の反射がキレイなキラキラした質感になり、上品な印象に仕上がります。

チェイシングヘッド

先端が太いチェイシングヘッドは、叩くと大きなくぼみをつけるので、ボールペインヘッドと比べると落ち着いた印象に仕上がります。

ナイロンヘッド

ナイロンヘッドは、加工を施す他3つのヘッドとは異なり、ブランクの補正に使用します。
ナイロンのヘッドがブランクに傷をつけることを防ぎつつ、刻印の時にできた縁の凸凹や、表面が少し曲がってしまったブランクを叩くと、平らに近い状態に戻すことができます。
※ブランクに刻印した文字や模様を消すことはできません。
ブランクの端ギリギリに文字の刻印をしてしまい少し凸凹した縁をナイロンヘッドで叩くと、少しなだらかになり凸凹が和らぎます。

文字を刻印する力加減が強すぎて反り曲がってしまったブレスレットブランクも、側面を下にして立てて叩くと、まっすぐに近い状態に戻すことができます。

youtubeで覚えるハンマーキットの使い方

インプレスアートが公開している動画です。

手順で覚えるブレスレットの作り方

メタルスタンピングブレスレットの作り方メタルスタンピングブレスレットの作り方
ハンマーヘッドのくぼみがある面を下向きにして、ハンマー本体に奥まで差し込みます。
テクスチャースタンプのみ、くぼみはありません。どの面が下でも使用できます。

メタルスタンピングブレスレットの作り方
ハンマーの持ち手部分の下にあるネジを回して締めて、ハンマーヘッドを固定します。

叩いている間に振動でネジが緩んでくる場合がありますので、その都度確認してネジを締め直してください。

メタルスタンピングブレスレットの作り方メタルスタンピングブレスレットの作り方
スチールブロックの上にブランクを置いて、お好みの表情になるまで叩きます。

メタルスタンピングブレスレットの作り方ポイント編マルチファンクションハンマーは直接ブランクを叩いて使用します。ブランクを押さえる手に気を付けて作業してください。

ご注意

文字や模様を刻印した後にテクスチャーを楽しむ場合、文字や模様の上から叩くと消えてしまう場合があります。刻印部分はできるだけ避けて、下記の手順で使用してください。
1.【刻印】
文字や模様を打つ
2.【ペイントマーカー】
刻印にインクを入れる
3.【マルチファンクションハンマー】
テクスチャーをつける
文字の上にテクスチャーをつける場合は、打つ力加減を弱くして、優しく叩いてください。

※ 掲載内容は公開時のものです。価格やパッケージは、予告無く変更する場合があります。

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